「自分で考え、判断する力」を養うために – 学びになった2冊を紹介

私は普段から無意識に、「今、世界で起きている状況を理解するために、世界の歴史と文化を学びたい」と思っている。YouTubeではニュースとそれに関連する歴史・文化的背景を合わせてみることもあるし、本で知るのも好き。いや、書きながら気づいたが、「自分で考え、判断する力」を養うのが好きなんだと思う。

世界情勢に関して言えば、単に「国際」「世界」というキーワードを含んだトピックが好きという理由もあるが、地球上で起こっている出来事に対して「なぜその出来事が起きたのか」「なぜそれほど重要な問題になっているのか」と理解したい気持ちが強い。

たとえば分かりやすい例でいうと、人種差別の問題。現代で起きていることを知るだけではなく、歴史を遡って差別の歴史や背景などを知りたくなる。ニュースでの報道や人々のコメントに踊らされるのではなく、自分で解釈して、自分なりの意見を持ちたいからかもしれない。

これまで読んで、学びになったと感じた本を紹介したい。

図解 いちばんやさしい地政学の本

地政学とは端的に言うと、地理的状況をもとに政治や軍事的戦略を考える学問のこと。読んでいると、小中学生のころに社会の授業で耳にした「南下政策」とか「元寇」などが出てきて、当時はただの言葉としてしか覚えなかったことが、体系的な理解に繋がって面白い。地政学については他の本も読んで、いくつかの視点から学びたいなと思う。

キリスト教でたどるアメリカ史

恥ずかしながら世界の歴史についてあまり知らないので、まずは「世界各国の中でも大国アメリカについて知ろう」と探しているときに見つけた一冊。数ある中からなぜ本書を選んだかというと、宗教と関連づけて知りたいと思ったから。どの地域においても文化・情勢と宗教は密接に関係しているから、宗教を知らずして過去や現在の出来事を理解することなどできない、という自論のもとで。

その要望、「宗教と関連付けて歴史と文化を教えてほしい」に答えてくれる良書だと思う。コロンブスがアメリカ大陸を発見した1492年から順を追って、ヨーロッパからの移民がどのようにしてアメリカへ入植したか、宗教*がどのように広まっていったかなどが記されている。アメリカ社会における宗教の重要性が理解できるようになっている。

*ひとくくりにキリスト教と言ってしまうと、カトリックやプロテスタントなど、さまざまな流派が紹介されている本書の内容に触れるにあたっては少々乱暴なので、「宗教」としておく

さいごに

何かを学ぶって面白い。以前読んだ『暇と退屈の倫理学』には哲学の話が上がっていて、それまで全く興味のなかった哲学の面白さを知った。倫理学についても気になりだして、いずれ『いまを生きるカント倫理学』を読んでみたいなと思っている。

学術的な本だけではなくて、小説を読んで感性を磨くのも、一種の学びだと思っている。日々学びを得て、賢い人になりたいなぁ(この発言は馬鹿そう)と思うこの頃です。

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