『イン・ザ・ハイツ』概要
映画『イン・ザ・ハイツ』は、ニューヨーク・ワシントンハイツ地区を舞台にしたミュージカル映画。ドミニカ系移民の青年ウスナビが主人公で、夢と現実の狭間で葛藤しながらも、仲間たちと共に希望を追い求める姿を描く。彼は故郷への帰郷を夢見ていたが、地元の人々との絆や日常の尊さに気づき、次第に「ここで生きる意味」を見出していく。情熱的な音楽とダンスが魅力の、夢・アイデンティティ・家族を描いた感動作。
『イン・ザ・ハイツ』感想
私はあまりミュージカルを観るのが得意ではない。歌と振り付けに気がいって、内容がほとんど入らなくなるから。あと、歌わずに、しゃべれば良いじゃんと思ってしまう。
しかし、本作は違った。ミュージカルだからこそ、良い映画だと思った。終始元気な歌と踊りで、明るい雰囲気に満ちている。ラテン系の人が多かっただろうか、ラテンならではと感じられる血気盛んな様子も、観ていて楽しかった。
ひたすら元気な映画を観たい人には、心からおすすめしたい。