『ムーラン・ルージュ』概要
2001年公開の映画『ムーラン・ルージュ』は、オーストラリア・アメリカ合作で、19世紀末のフランス・パリ、モンマルトルを舞台にしたミュージカル映画。若き作家クリスチャンは、華やかなキャバレー「ムーラン・ルージュ」で出会ったスターの踊り子サティーンと恋に落ちるが、2人の愛は次第に悲劇へと向かっていく。愛と芸術に命を燃やす、情熱的で切ないラブストーリー。監督はバズ・ラーマンで、過去に『ロミオ&ジュリエット』や『華麗なるギャツビー』を手がけている。
『ムーラン・ルージュ』感想
飛行機の機内で「何か面白そうな映画ないかな」と探していると、『華麗なるギャツビー』の監督が手掛け、ニコール・キッドマンとユアン・マクレガーが出演している映画と知った。『華麗なるギャツビー』の世界観が好きで、ニコール・キッドマンとユアン・マクレガーもお気に入りの女優・俳優なので、見ないわけにはいかないと再生してみた。
最初から夜の華やかな世界が繰り広げられ、派手な舞台や衣装に惹きつけられた。キャバレーでもひときわ美しく人気のあるサティーン(ニコール・キッドマン)と知り合ったクリスチャン(ユアン・マクレガー)が恋に落ちる。さまざまなしがらみに翻弄されながらも、愛する感情を無視せず、ただひたすらに突き進んでいく情熱的な映画。現実離れしていると感じる場面も多々あるが、映画全体がファンタジーも入っているような華やかな(裏は違うが)なので、気にせず楽しんで観ることをおすすめする。
ちなみに「ムーラン・ルージュ」は、フランス・パリ北部のモンマルトルに実在するキャバレー。シンボルは赤い風車(ムーラン・ルージュ=赤い風車)。今でもショーは行われているそう。ぜひ行ってみたい。