『ある晴れた夏の朝』概要
『ある晴れた夏の朝』は、小手鞠るいによる文学作品。アメリカの高校生8人が、広島・長崎への原爆投下の是非をテーマにディベートを繰り広げる姿が描かれる。登場人物は日系アメリカ人のメイをはじめ、中国系、ユダヤ系、アイルランド系、アフリカ系など、さまざまなバックグラウンドを持つ若者たち。
この作品は、ただのディベート小説にとどまらず、戦争の歴史や平和の重要性を考えさせられる内容になっている。登場人物たちは、原爆投下の是非を議論する中で、異なる価値観や歴史的背景を理解し合い、成長していく。
『ある晴れた夏の朝』感想
まるで彼らの討論を会場で見ているかのような臨場感。日本人として生まれ学校で学んだ身としては、どうしても偏った知識が増えてしまっていと感じた。特に「バターン死の行進」を聞いたことがなく調べてみると、日本側が行った残虐な行為だと知って、無知を恥じた。 1日もあれば読み切れると思う。
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