隣人の子どもとFBIの警察犬と一緒にハチャメチャ騒動!?THEコメディ映画『スポット』(2001年製作)

『スポット』あらすじ

2001年のアメリカ映画『スポット』(原題:See Spot Run)は、家族向けのアクションコメディ映画。主人公ゴードンは郵便配達員で犬嫌い。ある日、知人に頼まれて子守をすることに。ゴードンが面倒をみるのは、シングルマザーの子供であるジェームズ。一方で「11号」と呼ばれるFBIの麻薬捜査犬は、悪名高いギャングに命を狙われ、逃亡中。偶然、ジェームズとゴードンが乗る車に迷い込んだ「11号」は、偶然が重なり、彼らと行動を共にすることに。そして「11号」は「スポット」という名前をもらう。

ギャングから逃れながらも、ゴードン、ジェームズ、そしてスポットの3人は強い絆を築き、スポットの命をギャングから救うために奮闘する。コメディ要素に加え、心温まる家族の絆と友情が描かれている。

『スポット』感想

いや〜、面白かった! ぶさかわで愛嬌のあるスポットが良いキャラしているし、THEコメディかつTHEアメリカンな展開で、約90分があっという間に感じられた。「そんな展開、ありえないでしょ」と思うところはあるものの、コメディだからと気にせず見られる。登場人物すべてが良いキャラしていた。ゴードン、ジェームズ、スポットはもちろん、ギャングのメンバーや「11号」育ての親であるFBI警察官なども。ちなみにFBI警察官は、1999年の名作映画『グリーンマイル』の囚人ジョン・コフィーを演じたマイケル・クラーク・ダンカン。

原題の『See Spot Run』は、訳すと「スポットが走るのを見ろ」という感じだろう。このほうが、映画の内容にしっくり当てはまる。動物好き、コメディ好き、THEアメリカンな雰囲気や展開が好きという方にはぜひおすすめしたい。