【ベトナム・ハノイ旅行】熱気と活気あふれるで食べ歩き・街歩き

少し前に遡りますが、2023年11月、久しぶりに海外へ行ったときの記録を残します。行き先はベトナム・ハノイ。写真とともに、振り返ってみます。

東京からハノイへの所要時間と、市街地へのアクセス

東京から6時間でハノイ・ノイバイ空港へ

ハノイはベトナム北部に位置する

東京・成田空港を9:30に出発し、ハノイのノイバイ空港へついたのは14:00ごろ。飛行機を降りた瞬間、暑さと熱気に包まれました。11月半ばだというのに、体感では日本の9月はじめくらい。こういう気温の違いを感じると、「海外にやってきたなぁ」と感じます。今回はコロナ禍以前ぶりなので、感慨深かった。

バスに乗り、宿泊先へ。

ホテルは旧市街やホアンキエム湖などがあるハノイ観光の中心地にあったので、ノイバイ空港から86番バスに乗車。ホテル近くのバス停で降り、5分ほど歩くと、宿泊先の「LAVENDER CENTRAL HOTEL HANOI 」がありました。ホスピタリティが最高で、またハノイに行くなら泊まりたいと思うようなホテルです。

尋常なじゃない数のスクーター🛵

ベトナムといえば世界有数のバイク大国。1990年代以降、主に都市部を中心にバイクが普及し、2000年代にはベトナムの主要交通手段としての地位を確立したそうです。バスや電車といった公共交通機関が未発達な中、自分たちで持てる交通手段では比較的安価に手に入れられるのも、バイクが確固たる地位を築いている要因だそう。

街を歩くとバイクの多さに驚かされます。交差点も関係なく縦横無尽にバイクが駆け抜けているので、小さな横断歩道でさえ渡るのに苦労します。最初は3メートルもないくらいの横断歩道を渡るのに、友だちと上手くタイミングを合わせられず、結局5分ほどかかりました。

1日経てばある程度は慣れますが、油断は禁物。常に前後左右からやってくるバイクに目を光らせなければなりません。ここで車やバスを運転できる人すごい…。

道路では、花などを自転車のかごに積んで運ぶ人々の姿も見られました。

何もかもが安い

ベトナムでは物価が非常に安く、日本と比較するとだいたい3分の1くらいでした。例えばバインミーが200円弱、フォーが400円弱、ブンチャーが600円弱(2023年11月時点のレート)で食べられます。夜、観光客がたくさん集まる飲み屋街では、観光客用価格なのかお酒は一杯500円前後かかってそれほど安く感じなかったですが、それでもお金を気にせず楽しめます。

ハノイへせっかく来たなら!と、普段は飲まないビールで乾杯

 

タクシーも同じくリーズナブル。滞在していたホテルからハノイ市内の観光地へ向った際、所要時間10〜15分で300円未満でした。これなら気にせず乗りまくれる。最終日にホテルから空港へ向かう際はバスを捕まえられずに結局タクシーで向かうことになったのですが、総距離30km、時間にして40分強のところを1,800円ほどで行けました。

11月半ばなのに、暑さと湿気がすごくてノースリーブで過ごしたい

日本では11月になると、暖かいと感じる日があったとしても、半袖では少々厳しい気温になってきます。しかしハノイでは飛行機から降りた瞬間から、肌にじりじりと刺さるような暑さを感じました。滞在中は、最高気温が25℃くらい。乾季とはいえ湿度も感じ、汗がなかなか引かなかったです。

夜中も0時をまわるくらいまで外にいましたが、ノースリーブのままでもいられるくらい。上着があっても良いとは思いはしましたが、寒いとは全く感じませんでした。多分半袖を着るくらいがちょうど良いと思います。

お手洗いが思ったよりも綺麗

海外と言えばお手洗いが汚い印象があり、海外で過ごす中でほとんど唯一、嫌だと思っている点です。以前イギリスへ行った際、まあまあ栄えているエリアにあった商業施設のお手洗いが汚く、不快に思った記憶があります。今回ハノイへ行くにあたり、同じく汚いんだろうと想像していましたが、それほど汚いとは思いませんでした。

できるだけホテルで済ませて行ったので数は少ないですが、例えば観光施設や市内のバーでも問題なかったです。まあ私があまり気にしないほうなので、気になる方は気になるかもしれません。

街の中心は一日中賑やか

ハノイ中心地は日中はもちろん、夜も活気で溢れています。友だちと「夜はどこかへ飲みに行こう」とさまよっていると、ひときわ賑やかな通りを発見。調べてみると「ターヒエン通り」というらしく、旧市街で一番盛り上がる通りだそうです。

週末ということもあってか、道をすれ違うのもやっとなくらいの繁盛ぶり。通りに出されたプラスチックの低いイスに座りビール片手に談笑する人、音楽がガンガンかかる店で踊る人など、四方八方から熱気を感じます。なんだかんだ、ハノイ旅行で一番気に入った場所は、このターヒエン通りかも。

安い、おいしい、ボリューム満点Pizza!ターヒエン通りからすぐ近く「Pizza Lovers」

1日目の夜、ターヒエン通りで飲み、適当に歩いていたら見つけたお店。ターヒエン通りからすぐ近くですが少し外れた場所にあるので、通りを歩いているだけではたどりつかないんじゃないかなと思います。

こちらのお店、深夜2:30までやっているのが嬉しい。通りでの飲みがひとだんらくつき、お腹が空いてきたころに寄るのに最高なお店です。サイズはM、Lの2パターンで、私たちはLサイズを注文。女2人でおなかいっぱいになるくらいのサイズで、日本円にして1,400円。チーズたっぷりで、これまで食べたピザの中でかなり上位にくるおいしさ。こちらのお店、気に入りすぎて、2日目も行きました。

ハロン湾でのんびりと

1日だけツアーを予約して、ハロン湾を回りました。ハロン湾は、ハノイから東へ約170km、車やバスで約3〜4時間の場所にあります。1994年、ユネスコによって世界自然遺産に登録され、その美しい景観で世界的に知られています。湾内には2,000〜3,000とも言われる島や奇岩が点在。長い年月をかけて自然が生み出した鍾乳洞や、島々の間を進むクルーズは人気の観光アクティビティです。シーフードを楽しめる船上レストラン、カヤック体験など、ツアーの内容も充実。

私たちも、朝バスに乗り込んで、昼ごろにハロン湾へ到着し、一行で船に乗り換えました。船ではベトナム料理の生春巻きをはじめとしたおいしい料理の数々が準備されており、舌鼓を打ちながら、風景を楽しみました。

想像以上の楽しさ

人生初めての海外旅行・香港以来のアジア圏。香港はツアーで行ったからか、自分たちで探して冒険することがなく、あまり記憶に残っていません。今回のハノイ旅行では、友だちとふたりでアレコレ話しながら歩き回れたので、記憶に濃く残っています。ハノイはぜひもう一度行ってみたい。ベトナムのほかの場所、たとえばダナンにも行ってみたいです。