2度目の潜入捜査は大学で!『22ジャンプストリート』

『22ジャンプストリート』あらすじ

前作『21ジャンプストリート』に引き続き、警察官コンビのシュミット(ジョナ・ヒル)とジェンコ(チャニング・テイタム)が主人公のアクション・コメディ映画。前作では高校でのおとり捜査だったが、今回は大学を舞台に新たな捜査が行われる。

2人は、新種の合成ドラッグ「WHYPHY(ワイファイ)」による学生の死を受け、その供給源を突き止める任務を与えられる。再び学生になりすまし、大学生活に飛び込む2人だが、今回もさまざまなカルチャーギャップと人間関係の混乱に巻き込まれていく。

ジェンコはアメフトチームで気の合う仲間を見つけて大学生活を満喫する一方、シュミットは文学系の授業で出会った女性との関係に夢中になり、2人の間には微妙な距離が生まれる。捜査よりもそれぞれの新たな居場所にのめり込む中で、コンビとしての関係にひびが入りはじめる。しかし、事件の核心に迫るうちに再び力を合わせる必要性に気づき、互いを理解し直すことで友情を取り戻していく。

前作以上にメタ的なユーモアやパロディを盛り込みつつ、バディムービーとしての要素を強化した本作は、笑いとアクション、そして感情の起伏をバランスよく描いた続編である。

『22ジャンプストリート』感想

『21ジャンプストリート』と同じく、気楽に観られるコメディ映画。

今回のおとり捜査は、新種の合成ドラッグ「WHYPHY」を突き止めるため。「WHYPHY」摂取し亡くなった学生は、摂取したあと4時間ぶっとおしで勉強して、そのあとは世紀末並みに大騒ぎしたらしい。

冒頭から、ドラッグの売人たちからのカーチェイスと銃撃戦でめちゃくちゃ。癖の強いキャラクターがそこら中にいておもしろい。今回も2人がドラッグを摂取してトリップをするシーンがある。シュミットは地獄のような場所でどんよりと、ジェンコは天国のような明るい場所でダンスをする。

観るぶんには楽しいけれど、その場には絶対に行きたくない。